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危険な外来生物
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タイワンハブ
【国内における確認状況】
・東京都内で見つかったことはない。
・沖縄本島では定着が確認されている。
【生態:生息地など】
・低地から山地、森林まで幅広い環境に生息。住宅地の中でもわずかな緑地や水場があれば生息できる。
・夜行性で、気温が20℃以下になると活動率が下がる。
【形態:大きさや特徴】
・全長80cm程度、最大で130cm程度
・頭は三角形(クサリヘビ科の特徴)
・頭部背面は小さなウロコでおおわれる(クサリヘビ科の特徴)。
・赤外線を感知するピット器官は目と鼻の間にある。
・灰褐色の地色に楕円形の模様が背中と体の横側に並ぶ。
・胴体中央の鱗の列数はおよそ27列
【原産地】
・原産地は中国大陸南部、海南島、台湾、ベトナム
※画像はクリックで拡大します。
動画を視聴する
健康被害の具体例
・人への
咬傷
こうしょう
・毒の強さはハブと比較しておよそ1.1倍とハブよりも強いが、体が小さく毒の総量が少ないため、咬傷による被害はハブよりも小さい場合が多い。死亡例はない。
・ほとんどが民家の庭先や畑の農作業中で発生している。
被害を受けた場合の対処法
医療機関を受診
特徴・間違いやすい類似種との識別点
・本州ではマムシ、アオダイショウの幼蛇が似る。
・マムシは同じクサリヘビ科のため頭部形状が似ているが、ウロコ状の模様が異なり、マムシのほうが小さい。
・体色は、タイワンハブよりマムシのほうが全体的に赤みが強い
【間違えやすい類似種との識別点(1)】
タイワンハブ(上)とマムシ(下)
タイワンハブとマムシは、模様が異なり、マムシ(下)の方が赤色味が強い
【間違えやすい類似種との識別点(2)】
タイワンハブの頭部(左:三角形、細かいウロコ状)とシマヘビ幼蛇の頭部(右:楕円、大きなウロコ状)
駆除方法
・マウスをベイト(餌)とするハブ捕獲器を使用する。
・壁沿いに移動する個体を捕獲する誘導三角トラップを設置する。
・ハブはさみ棒により直接捕獲する。
・ハブスプレーを散布する。
危険な外来生物(東京都内で見つかったことがあるもの)
7種類
セアカゴケグモ
ハイイロゴケグモ
カミツキガメ
アカカミアリ
ヒアリ
キョクトウサソリ
クロゴケグモ
危険な外来生物(東京都内で見つかったことがないもの)
10種類
カナダガン
タイワンハブ
アトラクス属
(シドニージョウゴグモ等)
ハドロニュケ属
(キノボリジョウゴグモ等)
ドクイトグモ
イエイトグモ
ブラジルイトグモ
ジュウサンボシゴケグモ
コカミアリ
ツマアカスズメバチ